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栄養小話 第10話 高齢者の食事のあり方 ◎食生活を楽しく、もっと充実したものに

 厚生省では、昭和63年度を初年度とする10年計画の第2次国民健康づくり対策を策定し、これを「アクテイプ80ヘルスプラン」と称して実 施しています。この計画は、人生80年時代を迎え、80歳になっても健康で社会参加もできるようなアクティプなお年寄りになっていただこうというもので健康作りの3要素である運動・栄養・休養のパランスのとれた生活スタイルを確立し、寝たきりや老人病などの半減を標としています。

ところで、今後の人口構造の高齢化は、加速度的にすすむことが予想されます。厚生省人口問題研究所の「日本の将来推計人口」では、高齢社会のピークである西暦2029年の老年(65歳以上)人口の構成割合を25.8%と推定しています。

つまり約35年後には「4人に1人はお年寄りで、しかもその人たちの3%が寝たきりになる」といった史上例をみない超高齢社会を迎えるこ とになり、E1世紀はまさに高齢社会の時代といえるでしよう。

このような高齢社会にいかに対応していくかは大きな課題でありますが、やはり「自分の健康は自分で」か基本であり、1人ひとりが自分 の年齢や健康状態に見合った健康作りを実践し、寝たきりやポケ老人にならないよう努力することが最も大切であると思います。そこで元気な高齢者となる必須条件といわれている食生活のあり方をお示ししましたが、これは気づいた今からはじめても、けっして遅くはありません。

健康づくりのための食生活指針

多様な食品で栄養バランスを ●1日30食品を目標に
●主食・主菜・副菜をそろえて
脂肪は量と質を考えて ●脂肪はとりすぎないように
●動物性の脂肪より植物.性の油を多めに
食塩をとりすぎないように ●食塩は1日10グラム以下を目標に
●調理の工夫で無理なく減塩
日常の生活活動に見合ったエネルギーを ●食ぺすぎに気をつけて、肥満を予防
●よくからだを動かし、食事内容にゆとりを
こころのふれあう楽しい食生活を ●食車を家族のふれあいの場に
●家庭の味、手づくりのこころを大切に

 

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