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栄養小話 第17話 塩の摂りすぎは胃癌をつくり脂肪の摂りすぎは大腸癌を作る

 塩味はほどほどに

  胃癌は明治時代から日本人に多く発症していますが、塩分が大きな要素となっています。八ワイに住む日系人やアメリカに移住した北ヨーロッパの人達にも、塩分の多い食物を多く食べている層に胃癌が多いのです。(厚生省、八ワイ移住民データより)。  食塩は胃壁を保護している胃の粘液(ムチン)を溶かして、胃壁の抵抗力を弱めます。そこに強い酒やタバコ、熱い食べ物などが入ると胃壁はただれ、繰り返されれば胃癌の素地が作られます。他の成人病も含め、塩分は極力少なくしましょう。


野菜を食べて便通を良くする
脂肪を多く摂ると、大便の滞留時間を長くさせたり、肝臓から胆汁酸の分泌を増加させます。胆汁酸は大腸の細胞膜を傷つける働きがあるので、大量に出る機会が多ければ大腸癌の原因の一つとなります。
 野菜に多い繊維は、大便の通り.を良くし、発癌物質を薄め大腸癌を予防します。更に、一定量の野菜をきちんと食べる習慣は、便秘を防ぎ痔出血を防ぐことにも繋がります。


大腸癌は今食べている物に影響される
日本からアメリカヘ移住した人達のデータをみますと、胃癌は移住民一世に多く、二世、三世となるにつれて減少してし、るのに対し、大腸癌は移住先のアメリカと同じように多くなります。
 このことから、胃癌、大腸癌の発生は、食生活を中心とした生活環境に大きく影響を受けていることが分かります。.特に胃癌は人生の初期、幼児期とのかかわりが強いのに対し、大腸癌はその時点での食物の影響が強く出るといえます。

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