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栄養小話 第19話 なぜ「遅い夕食」はいけないのでしょう…?

 .「遅い夕食」は過食につながる

つい仕事に追われて…とか、今日も付き合いで飲んでしまった……など現代社会では夕食が遅くなる機会が数多くありますが、長期間続けば身体に変調をきたす原因になるので、心当たりのある方はこの際ブレーキをかけましょう。
 当たり前のことですが、すきっ腹を抱えて帰宅し、、ホッとして食べる夕食は、腹八分目にはなかなかおさえられません。早食いにもなるので歯止めがきかず、気がついたときには満腹、エネルギーオーバーになっているケースが多いのです。また、夜中は筋肉活動によるエネルギー消費がなく、交感神経の働きが低下しているので、食べたエネルギーはそっくり中性脂肪となって皮下に貯えられるため、どうしても肥満になります。夜食が続くかぎり減量は不可能であり、体重は増加の一途をたどります。

「遅い夕食」は朝食抜きを招く

 前の晩のタ食が食べすぎで時間が遅ければ、当然その分就寝までの時間は短くなり、睡眠時間も不足します。そのため、朝起きてもさっぱりせず胃がもたれているので食欲はゼロ、朝食を食べないで出勤することになります。1日2食の人たちを調査した結果、不足していた栄養素は、カルシウム、ビタミンA・C、繊維であり・昼食で定食を選んでしっかり食べてもこれらの不足が起こってしまいました。まして、そば・ラーメン・カレーライスなど穀物偏重の屋食をとっているケースでは、たんぱく質、ビタミンB1.B2などの不足も見られました。

「遅いタ食」は成人病の引き金になる

 企業の診療室で肥満者にアンケート調査をすると、約4割の人たちが「遅い夕食で、しかも満腹するまで食べる」と答えています。「遅い夕食」と「満腹・が重なると、前述のように過剰なエネルギーが皮下脂肪を増やしたり、糖尿病や高脂血症(血夜中にコレステロールや中性脂肪が多い状態)を発症させやすくします。これらの病気はサラリーマンの職業病とも言われていますが、夜更かしの生活習慣から生まれた「遅いタ食パターン」が原因の一つなのは確かです。

 

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