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栄養小話 第31話 ブドウの恵みグレープシードオイル(2)

ブドウの種子に含まれるポリフェノールの医学的効能

■ ポリフェノールの王様プロアントシアニジン
生活習慣病や慢性疾患の90%が、活性酸素により誘発されることが確認されてから、その予防として抗酸化物質の代表であるポリフエノールに注目が集まっています。このポリフェノールはブドウの種子を絞って作るグレープシードオイルにたくさん含まれています。ポリフェノールの仲間にはお茶に含まれるカテキン、渋味などに含まれるタンニン、玉ねぎなどに含まれるケルセチンなどがあります。中でもブドウに含まれるプロアントシアニジンというポリフェノールの抗酸化力は強力で、「ポリフェノールの王様」と呼ばれています。

■医薬品として認められたポリフェノール
ヨーロッパでは1950年代から、プロアントシアニジンに血管防御作用があるとされ研究が進められてきました。そして最近になって、動物性脂肪や乳脂肪をたくさん摂っているにもかかわらず、フランス人の動脈硬化や心臓疾患、ガンなどの死亡率、また老人性痴呆症の発生率が砥いのは、飲用しているワインに含まれるポリフェノールのプロアントシアニジンの抗酸化作用が原因であると解明されたのです。このような流れを受けて、現在ではプロアントシアニジンを主成分とする「ブドウ種子ポリフェノール」は血管治療薬(医薬品)として使用されており、人体に対する安全性も確認されています。

■世界各国で認められた効能その他のヨーロッパ先進国でも、プロアントシアニジンを主成分とする「ブドウ種子ポリフェノール」を医薬品にするための研究が進められ、熱や酸に対する安全性や水溶性の高さなどの物理化学的性質などを検証し、医薬品として優れていることが確認ざれました。現在では静脈瘤改善、網膜症改善、毛細血管祇抗性などを目的に医薬品として使用されています。またアメリカでも、1994年に活性酸素を防ぐ働きが生活習慣病の予防や改善に有効であることが認められ、健康教育法により栄賛補助食品などに「ブドウ種子ポリフェノールの循環器系疾患改善作用」の効能について表示できるようになりました。このように「ブドウ種子ポリフエノール」の医学的効能が明らかになるにつれて、その医薬品としての重要性はますます増してきています。

 

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