栄養小話 第40話 軽症高血圧症のコントロール法
.高血圧は「サイレント・キラー」
人間は血管と共に老いると言われていますが、最近は働き盛りの人達に高血圧の初期である軽症高血圧者が増えています。高血圧は「サイレント・キラー」の呼び名のとおり、無症状のまま進行し、ある日突然、脳血管障害や心筋梗塞などの重大な病気を引き起こし易いのですが、ほとんど自覚症状がないため、自分の健康を過信している人ほど治療をおろそかにしがちなのが問題です。「近頃血圧が少々高くなってきたかな。」という方は安易に考えず、しっかりと対策を講じましょう
.わが国には高血圧者が1800万〜2000万人もいる!
現在日本の18才以上の成人の約20%が高血圧と推測され、概算すると1800万〜2000万人に達します。その中で治療を受けている人は約800万人です。残りの1000万人以上が治療を受けておらず、その中でも約500万人は、治療の必要があるとされています。御自分の血圧状況が判っていますか?
毎年の健診はしっかり受けチェックしておきましよう。
高血圧の診断基準
1 声血圧について勉強する
2 定期的に血圧を測る
3 週労、ストレスを減らす
4 食塩は1日7g以下に
5 肥満の人は減量する
6 野菜や果物を多くとり、肉類は少なめに
7 喫煙はやめ、節酒する
8 適度の運動を続ける
長年WHO(世界保健行機関)の基準がもちいられてきましたが、最近は、アメリカの基準(米国高血圧合同委員会第5次勧告)に従い、より細かな分類がなされるようになりました。上図のように以前の「正常」の中に高値正常を設け、「高血圧」は4期に分けて以前境界域と呼んでし、たものを第1期軽症高血圧の中に入れるなど、血圧上昇の経過と危険度が理解し易くなってし、ます。
最重要は生活療法
軽症高血圧では左図のように、長年のライフスタイルを改善することが治療として大切です。うまくゆかず効果がなし、場合は、必要に応じて薬物療法が加わることになりますが、できるだけ生活改善のみで血圧正常化を図りたいものです。
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