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栄養小話 第41話 目指せ健康日本21

日本は今や世界一の長寿国となっていますが、一方で痴呆や寝たきり等の要介護者の増加が進み、それに伴う医療費の上昇が深刻な問題となっています。そこで厚生労働省は、21世紀には「すべての国民が健やかで心豊かに生活できる活力ある社会」の実現を目標に、国民一人ひとりの健康づくりを総合的に支援することを提唱しています 

注)「健康日本21」についての最新情報は(財)健康・体力づくり事業財団 を参照ください。

目的達成のプロセス
健康づくりを効果的に推進するには、個人の力に加え社会全体で健康状態に関する重要な課題の選択と、科学的根拠にもとづいた具体的目標を設定することが大切です。そこで「健康日本21」としては2010年を達成の目安として、健康に関する分野を
1 生活習慣病の改善
2 危険因子の低減
3 検診等の充実
4 疾病等の減少
を目標として検討し
下表の9つの領域を改善することを決め、そのための具体的な目標値として70項目を設定しました。今回はこの中の「生活習慣の改善」(下記)をお知らせしますが、どれも日常少しの努カで行えるものばかりです。やはり健康は実践の蓄積により得られるものなのです。
1 栄養・食生活
2 身体活動・運動
3 休養・こころの健康生活づくり
4 たぱこ
5 アルコール
6 歯の健康
7 糖尿病
8 循環器病
9 がん

表 生活習慣の改善
現状
2010年
栄養・食生活 脂肪エネルギー平均摂取比率の減少
27.1%
25%
平均食塩摂取量の減少
13.5g
10g未満
野菜の平均摂取量の増加
292g
350g以上
カルシウムに富む食品の平均摂取量の増加 牛乳
107g
130g以上
豆類
76g
100g以上
緑黄色野菜
98g
120g以上
体重コントロールを実践する人の割合の増加
71%
90%以上
朝食を欠食する人の割合の減少
27%
15%以上
きちんとした食事をする人の割合の増加
56.3%
70%以上
栄養成分表示を参考にする人の割合の増加
-
食事量を理解している人の割合の増加
69%
80%以上
食生活の改善に欲のある人の割合の増加
61%
80%以上
ヘルシーメニューの提供数の増加と、利用する人の割合の増加
-
健康や栄養に関する学習の場の数のぞうかと学習する人の割合の増加
-
健康や栄養に関する学習や自主的に取り組む自主グループの数の増加
-
運動・身体活動 健康の維持・増進の為に意識的に運動している人の割合の増加
53%
63%以上
運動習慣者の割合の増加
26%
37%以上
日常生活における歩数の増加
5000歩
6300歩以上
休養・こころの健康 ストレスへの対応  ストレスを感じた人の割合の減少
54.6%
49%以上
十分な睡眠の確保 睡眠によって休養を十分に取れていない人の割合の減少
23.1%
21%以上
睡眠補助品やアルコールを使うことのアル人の割合の減少
14.1%
13%以上
歯の健康 多量に飲酒する人の割合の減少
男性4.1%
3.2%以下
未成年者の飲酒をなくす
-
100%
「節度ある適度な飲酒」の知識の普及
29.9%
-
甘味食品・飲料を飲食する習慣のある幼児の減少
45.6%
90%以上
歯間部清掃用具を使用する人の割合の増加
18.9%
50%以上

地方計画の策定にむけて
こうした健康づくり運動を効果的に推進する手段として、厚生労働省は各地域の住民と健康に関連する各機関が協カしてそれぞれの地域に応じた具体的な「地方計画」の策定を進め、実践活動を行うようにと呼びかけています。このように、今後地方自治体か市町村の医療、学校、職域等の保健関係者と一緒に「健康日本21の地方計画」を推進する中心的役割を担うことになりました。こうして、国民の多様なニーズ、自己決定、主体性を尊重した内容をもつ「健康日本21」がいよいよスタートを切ったことから、当センターの“バランスの良い食事を作って食べる「はつらつ人生の食生活セミナー」"の受講生が増えています。

 

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